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スタッフブログ

2015年6月 8日 月曜日

歯とタバコ


こんにちは、
MOTOKI DENTAL CLINICの山本です。
紫陽花の花の咲くこの頃
ですが、
皆様いかがお過ごしですか?

先日
勉強会に行って参りました。
そこで改めて歯と喫煙について理解を深めましたので、
お話致します。





タバコの煙には数千もの化学物質が含まれていて、
そのうちニコチンや発癌性物質などの有害物質は
200とも300とも言われます。

喫煙者は、お口が臭い・ヤニがついて汚いだけでなく、
歯周病(歯槽膿漏)にかかりやすいので、
更に治療しても治りにくい事が解っています。

ある統計データによると、
歯周病にかかる危険は1日10本以上喫煙すると5.4倍に、
10年以上吸っていると4.3倍に上昇し、また重傷化しやすくなります。
タバコを吸っていると歯肉の腫れや出血が見た目上抑えられ、
患者さん自身が歯周病に気づきにくくもなります。

実際に治療を始めても歯肉の治りは悪く(何をしないよりは改善はします)
手術を行ったとしても効果の現われ方が非喫煙者よりも低いのデス。
しかも、治療後経過を追っていくと、
喫煙者の歯肉は再び悪くなっていく傾向にあります。
どうしてこういう事が起こるのでしょうか?

タバコの煙に含まれる「一酸化炭素」は組織への酸素供給を妨げますし、
「ニコチン」は一種の神経毒で、血管を縮ませるので、
体が酸欠・栄養不足状態になります。
「ニコチン」は体を守る免疫の機能も狂わせますので、
病気に対する抵抗力が落ちたりアレルギーが出やすくなります。

更に
傷を治そうと組織を作ってくれる細胞の働きまで抑えてしますので、
手術後も治りにくくなります。
また、「ヤニ」という形で歯の表面に残っているので、
歯がザラザラしてバイ毒が張り付きやすくなるのはもちろん、
いつまでもお口の中や歯肉にニコチンが染み出しつづけることになるのです。

でも、安心して下さい。禁煙することで、
この危険性が下がっていくことも、研究の結果解っています。
「歯周病にかかりやすさ」は4割も減ります。
手術後の治療経過も禁煙者は非喫煙者とほとんど差がなくなります。

ちなみに他のの病気でも、
肺癌にかかる危険は
喫煙者では非喫煙者の4.5倍ですけど、
禁煙すると4年で2.0、5年で1.6、10年で1.4倍と着実に落ち着いてきます。

歯を治療しても、
結果がついてこないと残念だと思います。
喫煙者の方は、健康の為
禁煙を、
頑張ってみられて下さい。

歯でお困りの時は
MOTOKI DENTAL CLINICに
ご相談下さい。
お待ちしております。

 

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投稿者 医療法人徳治会 モトキデンタルクリニック

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