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院長ブログ

2016年3月18日 金曜日

「口内フローラ」@南区モトキデンタルクリニック

こんにちは、MOTOKI DENTAL CLINICの石川です。

ようやく寒い日も終焉を迎え、福岡市では明日にも桜の開花宣言が発表されそうですね。。。しかしながら雨の予報で残念ですが。。。苦笑


本日の話題は「口内フローラ」です。以前はブログで腸内フローラの話に触れましたが、今回は腸内ではなくて口腔内細菌叢のお話です。。。
腸内フローラは、腸内細菌叢(そう)と呼ばれる多種多様な腸内細菌の集合体を指すもので、このバランスが悪くなると人間の体に様々な影響を及ぼすということすが、口腔内においてはどうなのか???

もちろん、お口は腸への入り口でもありますので、常に細菌の侵入に脅かされていますが、腸内と同じように口腔内細菌叢もバランス良く保たれた状態、つまり「口内フローラ」もまた、バランスが保たれた状態が健康維持の重要なポイントとなります。

口の中には約1000億個の細菌が棲んでいてそのうち、歯が生える前の新生児期や乳児期から棲みついている菌が優勢な状態にある、赤ちゃんと同じような口の中が、健全な「口内フローラ」という状態なのだそうです。

昨今は口腔内細菌と全身疾患の関係性が科学的に証明されてきているため、虫歯や歯周病を決して口腔内の問題でしかないと侮ってはいけません。腸内と違って、口の中は細菌が容易に血管へと侵入でき、これは『歯原性菌血症』と呼ばれますが、これが種々の病気の原因になるのです。
虫歯や歯周病などによって口腔内にできた傷口から侵入した細菌が、そのまま血管に入り込み、全身を巡り気づかぬ間に血管で炎症が起きて、動脈硬化を引き起こします。口の中から侵入した細菌が心臓の血管で血栓をつくると心筋梗塞が、脳なら脳卒中が起こってしまう、というわけです。

詳しく述べると、
血管内に侵入した細菌が炎症を起こし、そこに血管を修復しようとやってきたLDLコレステロールが、活性酸素によって酸化し、悪玉コレステロールに変化すると今度はそれを除去しようと、細菌を消化する能力をもつ細胞のマクロファージが集まってくる。
そうして凝集したマクロファージが死んで堆積すると、血栓がつくられる。結果的に、多くの病気の原因となる動脈硬化をもたらす。。。というメカニズムで全身疾患へと広がっていくことになります。。。
恐ろしいですね。。。


歯科治療は歯だけの問題ではないということをしっかりと認識してくださいね♫

 


 

福岡市南区で歯医者をお探しなら、モトキデンタルクリニックへどうぞ

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投稿者 医療法人徳治会 モトキデンタルクリニック

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