院長ブログ
2016年7月12日 火曜日
睡眠時無呼吸症候群は歯科でも症状改善ができる?
こんにちは、MOTOKI DENTAL CLINICの石川です。
山笠が始まり、博多にも夏が近づいてきたと感じますね♫ 私も微力ながら大黒流で山を舁いています。仕事の都合であとは15日の追い山に参加して無事に櫛田神社にまつられる素戔嗚尊に奉納したいと思います。
さて、本日お話題は最近モトキデンタルクリニックにおいても、睡眠時無呼吸症候群と診断されて昼間眠かったり、車を運転することができなかったりという患者さんが数名いらっしゃいます。
まず、睡眠時無呼吸症候群とは、文字通り眠っているときに無呼吸となる状態のことで、呼吸が止まってしまい脳が低酸素状態になるほか、睡眠が十分にとれないため日中に異様な眠気を感じる、集中力が持続しない、注意力が散漫になる。。。といった症状が現れるなどですが、睡眠時に生じる無呼吸なので、自覚のない人も多いとされています。
無呼吸とは、10秒以上呼吸が止まってしまうことをいいます。睡眠中に何らかの原因で呼吸が止まってしまう発作が、1時間に5回以上、または7時間の睡眠中に30回以上生じる状態を、「睡眠時無呼吸症候群」「SAS (Sleep Apnea Syndrome)」といいます。
SASの問題点は、上記のように睡眠の質が良くないために、日中に異様な眠気に襲われる、注意力、集中力が散漫になるなどが原因で、電車、バスの運転手が過去に重大な事故やトラブルを起こしたなどの経緯があり、一時世間を賑わせたこともありますが、一時のことでは済まされることではないので医科、歯科において予防について考えたいと思います。
まず、無呼吸症候群になる原因とは?
閉塞性睡眠時無呼吸症候群と呼ばれ、こちらのケースが大半を占めます。これはのどや鼻などの気道が睡眠中に閉塞することによって、無呼吸が引き起こされるもので、一般に太っている人に多い無呼吸症候群ですが、日本人などの東南アジア系の人種は顎が小さいといった骨格の特徴により、睡眠時無呼吸症候群になりやすいと言われています。痩せているから大丈夫とは、一概には言えないようです。子供や赤ちゃんであっても、閉塞性の睡眠時無呼吸症候群をきたすことがあります。小児の場合も肥満は大きな原因のひとつですが、咽頭扁桃の肥大や、口蓋扁桃の肥大によるものが多いと言われます。小児の場合は放置すると発達の遅れや成長障害に繋がる恐れもあるようです。
いびきをかく人の大半は口呼吸をしています。口呼吸をすると空気中の細菌が体内に侵入しやすくなるため、感染症にかかりやすくなります。口腔内や気道が乾燥することで、虫歯になるリスクが高まったり、気道組織を傷める可能性も高くなります。口呼吸では、以下のようなリスクがあります。
・睡眠時無呼吸症候群
・免疫力の低下
・成長ホルモンの分泌量の減少
・扁桃炎のリスク
・虫歯のリスク
・口内炎のリスク
・歯周病のリスク
・口臭の悪化
などがありますが、あなたは大丈夫ですか?隣で寝ている奥様や、家族の方に無呼吸ではないかきちんと確かめてみてくださいね。
SASの治療法 | 睡眠時無呼吸症候群(SAS)net
CPAP療法:「CPAP療法」とは、鼻に装着したマスクから一定の圧力で空気を送り込み、のどのスペースを確保することで気道の閉塞を防ぐ治療法です。「持続式陽圧呼吸療法」ともいいます。この治療を行うと、ほとんどの方が使ったその日からいびきをかかなくなり、無呼吸が消失するため日中の眠気やだるさといった症状が軽快します。
マウスピースの着用:自分に合ったSAS専用のマウスピースを作成し、睡眠時に装着することで無呼吸症候群が改善されることがあります。多くの場合、気道を拡げるために下顎を上顎より前に固定するマウスピースを装着します。2004年より保険が適応されるようになりました。
外科的手術:喉の閉塞する部分によっては、外科的手術によって切り取るという治療法で症状が改善される場合があります。最近ではレーザーによって治療する方法もあり、より侵襲の少ない手術が可能となっています。
まずは医科にて睡眠外来 など、専門の機関で検査してもらいましょう。それから上記のどの方法で改善を図っていくのかを決めていきます。
歯科においてはマウスピースを作成し、のどの器官が狭くならないように顎の位置を前方へずらせるように位置を確認し無呼吸にならないようにマウスピースをそ横着して睡眠していただきます。
無呼吸症候群に関しても相談してくださいね♫
福岡市南区で歯医者をお探しなら、モトキデンタルクリニックへどうぞ♫
山笠が始まり、博多にも夏が近づいてきたと感じますね♫ 私も微力ながら大黒流で山を舁いています。仕事の都合であとは15日の追い山に参加して無事に櫛田神社にまつられる素戔嗚尊に奉納したいと思います。
さて、本日お話題は最近モトキデンタルクリニックにおいても、睡眠時無呼吸症候群と診断されて昼間眠かったり、車を運転することができなかったりという患者さんが数名いらっしゃいます。
まず、睡眠時無呼吸症候群とは、文字通り眠っているときに無呼吸となる状態のことで、呼吸が止まってしまい脳が低酸素状態になるほか、睡眠が十分にとれないため日中に異様な眠気を感じる、集中力が持続しない、注意力が散漫になる。。。といった症状が現れるなどですが、睡眠時に生じる無呼吸なので、自覚のない人も多いとされています。
無呼吸とは、10秒以上呼吸が止まってしまうことをいいます。睡眠中に何らかの原因で呼吸が止まってしまう発作が、1時間に5回以上、または7時間の睡眠中に30回以上生じる状態を、「睡眠時無呼吸症候群」「SAS (Sleep Apnea Syndrome)」といいます。
SASの問題点は、上記のように睡眠の質が良くないために、日中に異様な眠気に襲われる、注意力、集中力が散漫になるなどが原因で、電車、バスの運転手が過去に重大な事故やトラブルを起こしたなどの経緯があり、一時世間を賑わせたこともありますが、一時のことでは済まされることではないので医科、歯科において予防について考えたいと思います。
まず、無呼吸症候群になる原因とは?
閉塞性睡眠時無呼吸症候群と呼ばれ、こちらのケースが大半を占めます。これはのどや鼻などの気道が睡眠中に閉塞することによって、無呼吸が引き起こされるもので、一般に太っている人に多い無呼吸症候群ですが、日本人などの東南アジア系の人種は顎が小さいといった骨格の特徴により、睡眠時無呼吸症候群になりやすいと言われています。痩せているから大丈夫とは、一概には言えないようです。子供や赤ちゃんであっても、閉塞性の睡眠時無呼吸症候群をきたすことがあります。小児の場合も肥満は大きな原因のひとつですが、咽頭扁桃の肥大や、口蓋扁桃の肥大によるものが多いと言われます。小児の場合は放置すると発達の遅れや成長障害に繋がる恐れもあるようです。
いびきをかく人の大半は口呼吸をしています。口呼吸をすると空気中の細菌が体内に侵入しやすくなるため、感染症にかかりやすくなります。口腔内や気道が乾燥することで、虫歯になるリスクが高まったり、気道組織を傷める可能性も高くなります。口呼吸では、以下のようなリスクがあります。
・睡眠時無呼吸症候群
・免疫力の低下
・成長ホルモンの分泌量の減少
・扁桃炎のリスク
・虫歯のリスク
・口内炎のリスク
・歯周病のリスク
・口臭の悪化
などがありますが、あなたは大丈夫ですか?隣で寝ている奥様や、家族の方に無呼吸ではないかきちんと確かめてみてくださいね。
SASの治療法 | 睡眠時無呼吸症候群(SAS)net
CPAP療法:「CPAP療法」とは、鼻に装着したマスクから一定の圧力で空気を送り込み、のどのスペースを確保することで気道の閉塞を防ぐ治療法です。「持続式陽圧呼吸療法」ともいいます。この治療を行うと、ほとんどの方が使ったその日からいびきをかかなくなり、無呼吸が消失するため日中の眠気やだるさといった症状が軽快します。
マウスピースの着用:自分に合ったSAS専用のマウスピースを作成し、睡眠時に装着することで無呼吸症候群が改善されることがあります。多くの場合、気道を拡げるために下顎を上顎より前に固定するマウスピースを装着します。2004年より保険が適応されるようになりました。
外科的手術:喉の閉塞する部分によっては、外科的手術によって切り取るという治療法で症状が改善される場合があります。最近ではレーザーによって治療する方法もあり、より侵襲の少ない手術が可能となっています。

まずは医科にて睡眠外来 など、専門の機関で検査してもらいましょう。それから上記のどの方法で改善を図っていくのかを決めていきます。
歯科においてはマウスピースを作成し、のどの器官が狭くならないように顎の位置を前方へずらせるように位置を確認し無呼吸にならないようにマウスピースをそ横着して睡眠していただきます。
無呼吸症候群に関しても相談してくださいね♫
福岡市南区で歯医者をお探しなら、モトキデンタルクリニックへどうぞ♫
投稿者 医療法人徳治会 モトキデンタルクリニック